失敗しない原毛の洗い方


ここでは、原毛の洗い方について説明します。
サンプルで使っている原毛は北海道白糠の茶路めん羊牧場の武藤さんから買ったペレンデールという種類の羊さんです。

=注意=
原毛(汚毛)を買うときには、作りたい毛糸の量の1.5〜2倍の重さを買って下さい。
洗ったり、使えないところを除いていくと、減ってしまうからです。
ちなみに今回使った原毛は洗ったら2.6kgから1.8kgになりました。

原毛洗いのポイントは、
高めの温度のお湯で、
手早く、
原毛に触らずに、この3点です。
それと、欲張ってたくさんの原毛をいっぺんに洗おうとすると失敗することが多いので、家庭で洗う場合には、300〜500gくらいずつにわけて洗うと安心です。


スカーディング

スカーディングというのは、ダメージを受けている部分を取り除くことです。
ダメージとは、糞尿がべっとりついている部分や、日焼けしてフエルト化している部分のことです。

さて、左の写真が今回買った原毛です。
(一頭分で、2.6kgありました)
原毛を買ったら、まずは広い場所で拡げてみましょう。
そして、スカーディングをしましょう。
ちなみに、武藤さんのところでは、出荷前にスカーディングを済ませてあるとのことです。
さすが日本を代表する羊男ですね〜。


道具の用意

それでは早速準備に入りましょう。
まずは道具を用意します。
1.大きめの鍋(たらいでもなんでもいいです)
2.ざる(あれば便利)
3.ウール用洗剤(なるべく香料の入って無いもの)
4.洗濯用ネット(あった方が便利)

ちなみに左の写真で手にもっているのは固形のウール用洗剤(モノゲン)です

=注意=
ウール用洗剤は香りの強いものを使うと、原毛のにおいと混じって、激しい悪臭になることがあるので、気をつけてください。


原毛を洗液につける

鍋にお湯をいれます。
この時の温度は50度〜60度くらいです。
これは思ったよりもかなり熱い温度ですので、一度温度計で計ってみて下さい。
洗剤を溶かしたら、原毛を突っ込みます。
このとき、あまりたくさん詰め込むと、原毛がフエルト化して、後でえらい目にあいます。
また、洗濯ネットに原毛をいれれば原毛に直接触らずに洗えるので、フエルト化するのを防ぐことができます。
ひたひたになる位の原毛を入れるようにしてください。
この状態で30分〜2時間置きます。

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